二〇〇六年の総務省の調査では、全国の総住宅数は五七五九万戸となっている。これに対する住宅の供給状況について見ると、総居住世帯数は四九六一万戸で、現在では世帯数を上回る住宅数がある。その結果、空き家数は七五六万戸と、史上空前の数字を記録している。空き家率も全国平均で一三%を超える水準となった。過去四五年間の日本の総住宅数と総居住世帯数の推移をみると、これまで、それぞれの数は増加してきたが、近年は世帯数の増加を上回る大量の住宅供給が行われ、年々、空き家数が増加している。この一〇年間のうち、一九九八年からの五年間では、毎年約一五万戸の空き家が増え、二〇〇三年以降の五年間は、毎年約二〇万戸もの空き家が増え続けてきた。地域別に空き家の増加数を見ると、大都市における空き家の増加数が顕著となっている。
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