返済金額の相違だけでの損得でよいのか

2011.11.26

低金利がどのくらいの利点があるのかは、元利均等返済の場合、毎月返済額が少なくてすむということだけを一般的にいいます。たとえば、借入金1000万円を30年返済で4%と3%でみますと4万7741円と4万2160円で5581円の相違だけですむといったことだけですましています。利息部分を多く支払うのは損、元金部分の減少を考えたほうがトクと考えてみませんか?1%の相違をもっと理解するには、毎月返済金のうち元金部分と利息部分がどうなっているのかを知ることが第一歩です。

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たとえば、借入金1000万円の年4%は月利(年利の1/12)にすれば0・333…%となりますから、返済期間に関係なく初回の利息を計算すると、借入金に月利を乗じたもので3万3333円となります。それに対して、年3%の月利は0・25%になるので2万5000円となります。また、2回目の利息計算は残元金に対して月利を乗じたものですから、第1年目の年間返済額の元利金の内訳を示していますが、元金部分の多くなる返済期間が短いものほど利息が少なくてすむこと、つまり金利差の比較は利息部分の相違になることに。そこで考えたいのは、同じ金利での返済期間による相違です。たとえば、1000万円を年3%の25年返済は4万7421円です。30年返済は4万2160円です。その差額は第1回目で5261円です。少なく支払えばトクをすると考えますが、利息はどちらも2万5000円と同じであるのに、借入金のうち元金部分の減少が図られるのですから、借金を減らすことでトクをすると考えてみませんか。そこに注目しましょう。