コンクリートの品質をあげるもの

2011.12.02

砂利の値上りは砕石の利用をふやした。大きな岩石や川の玉石を砕いたものである。砂利不足はとくに東京など大都市周辺でいちじるしいが、地方でもところによっては充分といえない。建設省の調査では今のままでいくと川砂利はあと5年位しかるたないという。砕石の年間生産量は現在全国で3000万〜4000万いと推定されている。砂利の需要量は推定1億7000万位だから、現在約20%位が砕石になっているわけだ。砂利の相対的な不足で、砕石の生産量は昭和40年には7000万位になると予想されている。

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砂利から砕石への変化は、さほどコンクリート技術の体系に影響を与えるわけではない。しかし砂利コンクリートにくらべ強度は高いが流動性に欠けるといった性質の差もあり、仕様と施工にいくぶんかのちがいはある。また骨材ではないが、早く強度を出すための早強剤、凝結を早める急結剤、逆に遅緩剤、防凍剤、防水剤、コンクリートの流動性を増すための空気連行剤、分散剤などコンクリート混和材料も発達して、適当な使用がおこなわれればコンクリートの品質をあげることができるようになった。